学問の神様に志望校合格祈願 境内の「ごーかく」の門に御利益期待
長野市大町の長沼神社にある長沼北野天満宮で6日、入学試験の合格を願う梅花祭があった。学問の神様とされる菅原道真がまつられている同天満宮。受験生や保護者ら40人余が訪れ、志望校への合格を祈った。 【写真】「合格」と「五角」をかけた「五角登龍門」をくぐる受験生
梅花祭は例年2月に開いているが、「早めに開いてほしい」という住民らの要望を受け、早めた。道真が梅を愛したことにちなんで毎年、境内に梅を飾っており、今回は暖房の効いた部屋で丹精して用意したという。「合格」と「五角」をかけた「五角登龍門」も置かれ、受験生らがくぐった。
同市東北中学校3年の渡辺優結(ゆう)さん(15)は「合格に向けて自分の力を出し切りたい」。門は3月下旬まで設置するという。