北米三菱の2023年セールスはアウトランダーが好調 PHEVモデルも
北米三菱自動車販売(MMNA)は、2023年第4四半期の販売台数を19,604台、通年の販売台数を87,340台と発表した。車両の入手が困難な状況が続いたこの年、MMNAは2023年を2022年比1.8%増で終えた。この販売実績は、MMNAとその提携ディーラーがJDパワー社の年次顧客サービス指数(CSI)調査で大衆車ブランド中第1位を獲得し、レピュテーション社の「2023年自動車レポート」の一環であるカスタマー・エクスペリエンス・ランキングで首位を獲得した年を締めくくるものであった。
北米三菱 2023年1-12月 販売台数
フラッグシップモデルであるアウトランダーとアウトランダーPHEVは、引き続き同ブランドの年間販売台数を牽引しており、アウトランダーのガソリン車の販売台数は42,501台で、年間3.8%増加し、2002年の発売以来最高の販売台数を記録した。発売からわずか1年の新型アウトランダーPHEVも、プラグイン・ハイブリッド車への消費者の関心の波に乗り、この12カ月で6,681台と前年比240.7%増の販売台数を記録した。アウトランダー同様、この実績は2017年の米国導入以来、通年販売台数としては過去最高となった。 2023年第3四半期は、MirageとMirage G4の四半期販売台数が合計で26.9%増となり、サブコンパクトハッチとセダンに対する消費者の関心が引き続き高まった。12月のミラージュの販売実績が2022年同期を上回ったのは、四半期を通じて増加した車両供給能力の向上によるものだった。
MotorFan編集部