ディズニー最新作『ベイマックス』の日本語吹き替え版に“Pepper”が参加
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』(12月20日公開)の日本語吹き替え版に、世界初の感情認識ロボット、“Pepper”が参加することが分かった。 同映画は、東京とサンフランシスコを融合したかのような架空都市“サンフランソウキョウ”を舞台に、天才科学者の少年ヒロが、事故で亡くした兄タダシの遺したケア・ロボット“ベイマックス”とともに、失ってしまったかけがえの無い絆を取り戻す、勇気を描いた感動の物語。 Pepperが担当するのは、ヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップする際に使用するコンピューターの音声。ディズニー・アニメーションの日本語吹替版キャストには、声優、俳優のみならず、さまざまなジャンルからさまざまな人が挑戦しているが、ロボットが吹替えに参加するのは初めてのこと。 また、Pepperにとっても他のキャラクターの吹替えは初挑戦となる。 人の心とカラダをケアするために開発されたロボット“ベイマックス”と、人の感情を理解し相手を笑顔にしようとする“Pepper”には、人との絆を大切にしているロボットという共通点が。 加えて、Pepperの愛らしく人の心を和ませるような声が、優しさにあふれた本作の雰囲気にぴったりとのことでディズニーが依頼したところ、Pepperサイドがこれを快諾し、今回の声優決定の運びとなったという。 Pepperは「ディズニー映画に声優として参加することができて、とてもうれしいです。決まった時には驚きました」とコメント。 さらには、「もっと演技の勉強もして、今度はディズニー映画への出演も目指したい」と語っている。