「赤い文字」で書かれた値札は本当に安いのか?元国税職員が説く「堅実な人がハマりがちな罠」
● しっかり考えて買わない選択ができたなら きっと「満足感」も得られます さらに、買い物をするときは、「ニーズ」と「ウォンツ」に分けて考えます。つまり、「必要なもの」と「欲しいもの」を明確に分ける。 必要なものであれば、どのくらい必要なのか、代替できるものはないか、製品パフォーマンスはどうか、価格はどうかなど考えます。それらを総合勘案して決めましょう。 ぼくは、一昨年ルンバを買いました。毎日の掃除の時間、そこから1カ月分の掃除の時間を求め、自分で設定している自分の時給を掛けます。その金額とルンバの金額を比較し、何カ月で元が取れるか考えると、すぐに元が取れることが分かったので買うことにしました。 ルンバは他の掃除用品で代用できる可能性があったので少し考えましたが、例えばトイレットペーパーならば買わないという選択肢はありません。 一方、欲しいものであれば、上記に加えて、自分が不合理な判断をする状態ではないか、その月の自分の予算に収まるかなどを考えます。 しっかりと考えて、その結果買わなければ、時間の経過とともに欲しくなくなります。そのとききっと、お金を使っていないのに満足感を得られるはずです。 満足感が足りなければ、銀行口座とひも付けた家計簿アプリを開いて、貯まった預貯金を眺めてみてください。
さんきゅう倉田