ギリギリ? 日本代表、当落線上のアジア杯メンバー(3)ライバル復帰で絶望的? 今季出番がない若手
3月のFIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選に臨むサッカー日本代表メンバーが14日に発表される。先のAFCアジアカップ2023に出場した選手の中で、今回は現状当落線上にいる選手をピックアップして紹介する(成績は11日時点の『transfermarkt』を参照、三笘薫ら今季絶望の選手は選外)。
GK:野澤大志ブランドン(FC東京) 生年月日:2002年12月25日(21歳) 2024リーグ戦成績:0試合失点 日本代表通算成績:0試合0失点 昨シーズン終盤に元ポーランド代表GKヤクブ・スウォビィク(現コンヤスポル)からポジションを奪ったFC東京の野澤大志ブランドンは、昨年12月末に発表された日本代表に初招集された。そのままAFCアジアカップ2023のメンバーに名を連ねると、出場機会こそ訪れなかったが、第3GKとしてカタールの地で貴重な経験を積んでいる。 ところが、同大会出場に伴いFC東京への合流が遅れると、J1リーグ第3節終了時点では1試合も出番を得られていない。野澤の代わりにはV・ファーレン長崎への期限付き移籍から復帰した波多野豪がゴールマウスを守っており、まずは彼からポジションを奪い返すことが、継続的に日本代表へ招集されるために必要な第一歩となるだろう。 加えてAFCアジアカップ2023は怪我の影響で欠場していた日本代表の正GK候補、大迫敬介(サンフレッチェ広島)が開幕から好パフォーマンスを連発している。3月に行われるワールドカップ・アジア2次予選に向けての代表復帰は確実視されており、代表内での序列を踏まえても今回の野澤の代表入りは難しいと予想されている。ただ、3月に親善試合を行うU-23日本代表メンバーに名を連ねる可能性はあるかもしれない。
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