年金は月14万円もらっていますが生活に余裕はありません。生活費をどうやって抑えたらいいでしょうか?
生活費を抑制するコツ
もう一度働き収入が増えたとしても、生活費の抑制は避けられないでしょう。ここでは、生活費を抑えるコツを紹介します。 ■食材はまとめ買いをする 食費をゼロにはできませんが、特売日などにまとめ買いすることで支出を抑えられる可能性があります。冷凍保存が可能なものは安いタイミングでまとめて買い、また、衝動買いなども抑える必要があるでしょう。お菓子やお酒、タバコなどは健康面からみても控えた方がメリットがあります。外食も控え、可能な限り自炊で日々の食事をまかなうことでも節約が可能です。 ■固定費を見直す 家計の大きな負担となりがちなのが固定費です。高齢者にとっても不可欠となりつつあるスマートフォンですが、格安スマホへの切り替えで固定費を抑えられます。サブスクサービスも、不要なものは解約しましょう。 電気代もプラン変更により抑えられる可能性があります。また、保険の見直しも重要です。インターネットやテレビで情報が得られるようであれば、新聞購読の解約も検討する価値があるでしょう。 ■人付き合いを整理する 人付き合いは老後においても重要ですが、交際費が生活を圧迫しているケースは少なくありません。本当に必要かどうかを今一度考え、場合によっては整理を検討してみましょう。上手に整理できれば、外食費や冠婚葬祭費を抑えやすくなります。
生活費を抑えるには思い切った行動や工夫が必要
老後の毎月の生活費は、夫婦で24万円程度、1人暮らしでも14万円程度かかるという統計があります。年金受給額が月に14万円では、1人暮らしでも赤字となる可能性があるでしょう。賃貸物件に住んでいる場合は、より赤字額が膨らみかねません。 十分な貯蓄がない人が老後の生活を続けるには、節約が不可欠です。食費や固定費などを見直す必要があります。そのうえで、労働収入の獲得も検討する価値が出てくるでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要 総務省統計局 2.高齢者の就業 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部