福島県内企業の魅力を知って 会津若松市で首都圏の大学生ツアー リオン・ドールなど見学
福島県外在住の大学生を対象にした県の企業体験ツアーは2日間、福島県会津若松市で催された。県内企業の魅力や働く人々の姿を発信し、将来を担う人材の確保につなげる「感働!ふくしま」プロジェクトの一環。首都圏在住の学生16人が参加した。 初日は、市内に本社を置くリオン・ドールコーポレーションを訪れた。社員から企業の概要を聞き、地場野菜の強化、食育をはじめとする地域貢献活動、人口減少社会に対応した小型店経営など「地域との距離が近い」地域密着型スーパーの特徴に理解を深めた。 水産部門の商品加工の実演も見学。社員がブリをさばく様子に見入った。ワークショップでは「食のインフラ」として欠かせない企業の魅力について意見を出し合った。 2日目は会津大発ベンチャー・会津ラボを見学。事業内容について説明を受けた。 今月下旬には市内で社会人向けの企業体験ツアーを実施する予定。 (会津版)