センバツ2023 南砺特産、木製バット寄贈 日体大野球部OB会、出場校の指導者激励 /富山
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)出場校の指導者を激励するため、日本体育大野球部OB会(事務局・横浜市)が富山県南砺市特産の名前入り木製バットをプレゼントした。 同市は、国内の約6割を生産し、プロ選手のオーダーメード品なども手がける国内最大級の木製バット産地。現在、同大野球部OB会長を務める伊東与二・元高岡商監督(69)が、富山の逸品を全国にアピールしようと発案。8年前から毎年贈っている。 グリップ部分に校名と名字が刻印された青色のバット=写真<下>=は、河合バット製作所(南砺市法林寺)が製作。今年は、地元氷見の村井実監督をはじめ、海星(長崎県)の加藤慶二監督、大分商(大分県)の那賀誠監督ら7人のOBに、伊東会長直筆の激励文付きでプレゼントした。 伊東会長は「甲子園では7人だけでなく、全国の球児の大活躍を期待します。そして木製バットを使う次のステップに進んでほしい」、同製作所の河合彦光社長(62)も「一球一打にかける思いを大切に」とそれぞれエールを送った。【青山郁子】