上値の重そうな日本株相場でキラリ輝く「直近増額」3銘柄
どうにも上値が重そうな日本株相場。そんな中でキラリと輝く、直近で業績の上方修正を発表した3銘柄に注目してみた(イメージ写真:Andrea Izzotti/PIXTA)
9月29日の東京株式市場は、9月の半期末ということで、機関投資家によるリバランス(資産再配分)の売りに対する警戒感から売り優勢の展開となった。大引けにかけて下落幅を縮小する動きとなったものの、日経平均株価の終値は前日比14円安の3万1857円62銭と、小幅に続落した。 来週(10月2~6日)は、週初に発表される日銀短観(9月調査)の内容が改善したとしても、小幅な改善にとどまりそう。一方、アメリカでは景気の堅調さを背景に、FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)が政策金利の高水準を維持するとの観測が根強い。 したがって、自律反発の期待はあるものの、上値は限定的となりそうだ。とくに週後半は、アメリカの9月の雇用統計発表を前に、手控え姿勢が強まるとみられる。他方、ノーベル賞で国内から受賞者が出た場合は、関連銘柄に注目が集まろう。 来週の日経平均の想定レンジは3万1500~3万2300円とする。
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冨田 康夫