組み合わせ抽選 明石商VS国士舘 大会5日第1試合「自信持って臨む」 /兵庫
<センバツ2019> 大阪市北区の毎日新聞大阪本社で15日にあった第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の組み合わせ抽選会で、明石商は大会第5日の第1試合(27日午前9時開始)で国士舘(東京)と対戦することが決まった。国士舘は昨秋の東京大会で優勝。明石商の重宮涼主将(2年)は「チームの状態は良く、自信を持って臨みたい」と意気込みを語った。大会は23日に西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。 抽選会で明石商の順番は12番目となった。重宮主将は緊張した面持ちで、右手で札を取った。最初に対戦カードが決まったこともあり、会場からどよめきが起こった。 抽選会の後、重宮主将は国士舘の松室直樹主将(2年)と会話した。松室主将は明石商の投手陣を警戒していたという。【黒詰拓也】 ◇91、93年センバツ4強 国士舘 1917年創立の私塾「国士舘」が母体となり、23年に前身の国士舘中等部が設立された私立校。名門の柔道部は多くのオリンピック選手を輩出。野球部は46年創部。91、93年のセンバツで4強に進出した実績などから「春の国士舘」ともいわれる。OBに金子洋平さん(元日本ハム)ら。秋の大会ではほぼ全員が3割台の打率を記録し、伝統の機動力を絡めて得点を重ねる。投手陣はエース・白須仁久、石橋大心らの継投で相手打線を封じる。 〔神戸版〕