「會津おでん」味わって 福島県会津若松市で商品発表会 市内の6店舗で販売
福島県会津地方の食材や郷土料理のレシピを生かした「會津おでん」の2024(令和6)年度商品発表会は会津若松市の田季野で開かれた。料理は市内の6店舗で販売されている。 會津おでんは2022年、「会津の食と伝統をつなぐ会」と宮城学院女子大現代ビジネス学部の学生らが開発した。定義は会津産の具材を60%以上使用する、だしに会津地方の調味料を使う、具材に込められた地域性や意味を理解できる―の3項目。だしや具材は各店舗で異なる。 今年は田季野、ワインバーココット、レストラン・ラ・レゾン、原瀧、Bistroコロンボ、会津若松ワシントンホテルの6店で提供する。 会津の食と伝統をつなぐ会の林寛代表幹事(林合名会社)は「ゆっくりじっくり賛同者を増やし、伝統を後世につないでいきたい」とあいさつした。 (会津版)