濱田めぐみ、2幕はみんなでビリーを応援!「ビリー・エリオット」本公演明日から
7月27日よりオープニング公演を実施している「ミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』」の本公演が、明日8月2日から東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)でスタートする。それに先駆け、本日1日にフォトコールと取材会が行われた。 【画像】「ミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』」取材会より、上段左から濱田めぐみ、安蘭けい、益岡徹、鶴見辰吾。下段左から浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一。(他9件) 「ビリー・エリオット」は、2000年に公開された映画「BILLY ELLIOT」(邦題「リトル・ダンサー」)を原作とするミュージカル。イギリス北部ダラムの炭鉱町を舞台に、バレエに魅せられた少年ビリー・エリオットと、彼を取り巻く人々の姿が描かれる。日本では、今回が3度目の上演となり、ビリー役を浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一の4人が回替わりで演じる。 フォトコールでは、作中から「The Stars Look Down 星たちが見ている」「Shine 輝け、今!」「Expressing Yourself 自分を表現しよう」「Angry Dance 怒りのダンス」「Solidarity 団結を永遠に」の5つのシーンが披露された。 ストライキする町の炭鉱労働者たちの気迫や、本作初参加となる濱田めぐみ演じるウィルキンソン先生役とビリーのコミカルな掛け合い、アクティングエリアを右に左に移動し、身体を目いっぱい使って表現されるダンス、ビリーの内なる感情とエネルギーの放出など、色とりどりのシーンが切り取られ、ビリー役の4人は四者四様の魅力で作品への期待をあおった。 フォトコールを終え、ビリー役の4人が東京公演開幕後の実感を述べた。浅田は「お客さんにたくさんの拍手をもらえてとてもうれしかったので、もっとお客さまを感動させられるようにがんばりたいです」、石黒は「今までにない歓声を受けて幸せでした。これからも努力してお客様を感動できるようにがんばります」、井上は「初日は拍手をもらえて、楽しくてうれしかったです。今後もレベルアップしていけるようにがんばっていこうと思います」、春山は「お客様の温かい拍手がもらえてとてもうれしかったです。もっと拍手がもらえるようにがんばっていきたいです」と感謝を伝えた。 また、お父さん役の益岡徹は明日からの本公演に向けて「変化は感じないかもしれませんが、いよいよ大きな航海が始まるんだという自覚をより強く持って臨むことができるのではないか」と期待する。益岡とWキャストの鶴見辰吾は「初日が開くと、大人キャストと4人のビリーがそろうこともなくなります。本番を1つひとつ重ねる中で、ゴールに向かううれしさとすでに芽生えてきている寂しさがあって……公演が終わる前にこの作品をなるべく多くのお客様に観ていただきたいですね」と笑顔を見せた。 ウィルキンソン先生役の安蘭けいは自身が出演した2020年公演がコロナ禍であったことについて触れ、「今回、お客様が『ワーッ』と言ってくださる声に鳥肌が立ちました。お客様の声はビリーたちはもちろん、大人の私たちもうれしい。そんな公演で子供たちと一緒に成長していけたら」と思いを語った。また、濱田は「無我夢中で必死にやってきましたが、お客様が舞台上の大人キャストと同じように感じてくれているという空気感が伝わって! 2幕は全員で作品に参加して、ビリーたちを応援しているような錯覚に陥りました。こういう舞台はなかなかないと思いますし、今後いろいろな発見や子供たちの成長を見られるのが楽しみです」と微笑んだ。 東京公演は10月26日まで行われる。その後、11月9日から24日まで大阪・SkyシアターMBSでも上演される。 ■ ミュージカル「ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~」 2024年7月27日(土)~2024年10月26日(土) 東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) 2024年11月9日(土)~2024年11月24日(日) 大阪府 SkyシアターMBS □ スタッフ 脚本・歌詞:リー・ホール 演出:スティーヴン・ダルドリー 音楽:エルトン・ジョン □ 出演 ビリー・エリオット:浅田良舞 / 石黒瑛土 / 井上宇一郎 / 春山嘉夢一 お父さん:益岡徹 / 鶴見辰吾 ウィルキンソン先生:安蘭けい / 濱田めぐみ おばあちゃん:根岸季衣 / 阿知波悟美 トニー(兄):西川大貴 / 吉田広大 ジョージ:芋洗坂係長 オールダー・ビリー:永野亮比己 / 厚地康雄 / 山科諒馬 ※8月1日までオープニング公演。学生割引あり。