16歳未満に性的映像送信を要求、応じなければ「会って殴る」など脅迫 容疑で佐賀市の28歳男逮捕
16歳未満に対して性的な部分を撮影した映像を送るよう求めたなどとして、神埼署は20日、映像送信要求と強要未遂の疑いで、佐賀市久保田町徳万、自称アルバイト従業員の男(28)を逮捕した。昨年7月施行の改正刑法で映像送信要求罪が新設され、佐賀県警が同容疑を適用して逮捕するのは初めて。 逮捕容疑は7月24日、県内の16歳未満の10代少女にSNS(交流サイト)を利用して面会や体を撮影した映像を送信することを要求し、応じなければ「会って殴る」「さらう」などと脅迫した疑い。容疑を認めているという。 同署によると、山田容疑者と少女はSNSを通じて知り合った。少女の母親が「(娘に)男性から脅迫するようなメッセージが送られてきた」と届け出て、発覚した。 改正刑法では、16歳未満に金銭提供を約束するなどして面会を求める行為を罰する「わいせつ目的面会要求罪」などが新設された。