デフリンピック2年前イベント「みるカフェ」が原宿にオープン!手話や音声をデジタル技術で『見える化』
4年に一度の聴覚障がい者のための総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が2025年11月15日から26日まで、初めて東京で開催されるが、開幕2年前を記念して、東京・原宿に「みるカフェ」を期間限定でオープンする。 【動画】手話であいさつするアンバサダーの長濱ねるさん! 「みるカフェ」ではデジタル技術を活用することで聴覚障がいのあるスタッフや顧客がコミュニケーションを取れるようになっている。言語や手話を文字に変える“見える化”がコンセプト。「音声翻訳表示ディスプレイ」など、最新技術が駆使されている。店内では過去のデフリンピックの映像なども流れるという。 オープン前日の11月14日にはオープニングセレモニーが開かれ、小池百合子・東京都知事や、東京2025デフリンピック応援アンバサダーに就任した女優の長濱ねるさん、川俣郁美さん、KIKI(手話CGアバター)、石野富志三郎(全日本ろうあ連盟理事長)が登壇。デジタル技術の体験や、陸上の山田真樹、空手の小倉涼の両選手を交えてのトークショーなどが行われた。 長濱さんは手話を交え「みるカフェと、デフリンピックの魅力を伝えていきたいです」とあいさつ。「みるカフェ」(ECO FARM CAFE 632内/東京都渋谷区神宮前6-32-10 ピアザアネックス1F)は11月15日(水)~26日(日)まで営業する。
月陸編集部