『パスト ライブス/再会』『キャロル』の製作陣が贈る、ユアン・マクレガーと実娘の実体験から生まれた物語 映画『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』
ユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーのW主演作、映画『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』の予告映像と新場面写真が公開された。 本作は、2023年サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で上映され注目を集めた、ユアン・マクレガーと実の娘で俳優・プロデューサーのクララ・マクレガーがW主演にして親子役を演じる話題作。 今年、映画デビュー30周年を迎える英国を代表する名優ユアン・マクレガー。実生活では長年連れ添った妻との離婚、再婚によって娘クララとの親子関係に問題を抱えていたユアンだが、クララが最愛の父へ送った1通のラブレター=脚本をきっかけに本作が誕生した。 この度公開された予告映像は、ユアン・マクレガーと娘クララ・マクレガー親子の熱唱シーンから始まる。歌うのはイギリスのシンガー、レオナ・ルイスの大ヒット曲「Bleeding Love」。この楽曲は、本作のタイトルにもなっている。予告映像では、十数年ぶりに再会した親子のぎこちない旅の始まりが映し出され、見知らぬ男と酒を飲む娘に、父が12時間前に彼女が死にかけていたことを告げる。とうの昔に幼い自分を捨てた父を許せずにいた娘は、父の彼女を気遣う言葉に歯向かい、衝突する。しかし、父と娘にはかけがえのない2人だけの美しい記憶があった。 物語とともに印象的なのは『パスト ライブス/再会』『キャロル』の製作チームと、オランダが生んだ新たなる才能エマ・ウェステンバーグ監督がつくり出した色鮮やかな映像美。そして、ロードトリップムービーならではのアメリカ南西部の壮大な自然の景色も圧巻。 あわせて公開された新場面写真の線路沿いに立つ親子2人のカットは、ユアン・マクレガーの代表作『トレインスポッティング』のオマージュになっており、作品の随所にも『トレインスポッティング』のオマージュがいくつか含まれている。 映画『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』は、2024年7月5日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部