「濡れた髪を素早くハネずに乾かしたい!」美容師が教えるドライヤーだけで髪がきれいにまとまるコツ
髪を乾かす前のルーティンをここで見直しを!ポイントは3つあります!
(1) タオルターバンなどで濡れた髪を長時間放置するのはやめましょう。短時間でも水分を吸収しすぎて、髪が乾いてしまっては元も子もありません。タオルターバンをしたまま「ながら作業」をしている人は要注意です。 (2) 2つめは、タオルで軽く髪を拭いたらクッションブラシでとかすこと。余分な水分を私たちは「水溜まり」と呼んでいますが、これを拭き取るだけで大幅な時間短縮になります。また、とかすことで毛流れが整うし、指通りも良くなるため、乾かしやすくなります。特にロングヘアの人におすすめです。
(3) 3つめは、ヘアオイルなどのスタイリング剤を使用すること。最近ではヘアドライヤーの熱ダメージから守ってくれる優秀なアイテムも数多くあるので使用してください。適量を手のひらでなじませた後、毛先→髪の真ん中付近まで軽くつけます。最後、手に残ったオイルを髪全体に。ただし、根元をふんわりと立ち上げたい人はオイルをつけすぎないこと。(保科さん)
Q:髪はどこから、どのように乾かしたらいいですか? A:髪が乾いてしまうとクセがついてしまうため、ここからは時間勝負。乾かす順序は、乾きやすく・割れやすい前髪から! (1) 手を左右にザクザクと小刻みに動かしながら風を当てます。特に、生え際から頭頂部の後ろに向かってドライヤーの風を髪の中へ送り込むように乾かすと、根元が立ち上がります。前髪がある人は、根元を指で押さえながら小刻みに動かして、しっかりと乾かしましょう。この段階で分け目のクセも付けておくといいですよ。(保科さん)
(2) 次は頭頂部を乾かします。後ろから前、右から左、左から右へと四方八方に寝かせて風を当てます。つむじのところもしっかり乾かすこと。つむじ部分がパックリと割れてしまう人は念入りに乾かすようにして。(保科さん) Q:なぜかいつも右側だけハネるんです。同じようにブローをしているのにナゼ? A:左の髪はハネないのに右だけハネる。それはつむじと毛流れと大きな関わりがあるからなのです。 皆さん、ご自分のつむじがどこにあるかご存知ですか? ほとんどの人のつむじは中央から少し左にあり、時計回りに渦巻いています。左側はこの毛流れに沿ってブローするのできれいな内巻きになるのですが、右側は逆らってブローするため、ハネが生じやすいのです。