貴景勝 休場後初めて師匠と連絡 進退は「気持ちを尊重」と師匠
「大相撲秋場所・9日目」(16日、両国国技館) 頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアで3日目から休場した関脇貴景勝(常盤山)の師匠である常盤山親方(元小結隆三杉)が、休場後初めて本人と連絡をとったことを明かした。 「昨日(15日)に電話して、首の様子を聞いた。治療に通っている」と状況を説明。今後の進退ついては「進展はない。まだ28歳。考えることもあるだろうし、貴景勝の気持ちを尊重してやるしかない。これからは頻繁に電話しようと思っている」と連絡をとりながら見守る方針を示した。 貴景勝はかど番だった名古屋場所で負け越し、大関から陥落。今場所10勝以上が条件だった1場所での大関復帰がかなわず、九州場所では6年ぶりに平幕に転落する見通しとなっている。