「ポスト岸田」に高市早苗氏が4位に浮上 トップ3は「小石河連合」石破氏、河野氏、進次郎氏 産経・FNN世論調査
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が15、16両日に実施した合同世論調査で、次の首相に誰が最もふさわしいかを尋ねたところ、高市早苗経済安全保障担当相が6・3%で4位となり、前回調査(5月18、19両日)の5位から順位を上げた。前回調査まで3位につけていた上川陽子外相は5・6%で6位に後退した。 【一覧】主な「ポスト岸田」候補 首位は自民党の石破茂元幹事長(16・4%)で、2位は小泉進次郎元環境相(14・6%)、河野太郎デジタル相は8・4%で5カ月ぶりに3位に入り、トップ3を「小石河」が占めた。 支持政党別で見ると、自民支持層の1位は20・5%で小泉氏だった。野党では石破氏の人気が高く、立憲民主党支持層の27・3%、日本維新の会支持層の16・1%の支持を集め、いずれも1位だった。石破氏は、今の野党を中心とした政権交代を望む層でも19・5%と高い支持を集めた。 茂木敏充幹事長は前回の1・5%から0・4%とポイントを落とした。菅義偉政権を閣僚として支えた「HKT」の一角、加藤勝信元官房長官は0・3%だった。 岸田文雄内閣の支持率は前回調査から3・5ポイント増の31・2%と8カ月ぶりに3割台に回復した。不支持率は同2・5ポイント減の64・4%だった。