2枚の羽根で2人だけの世界に 菊池市の菊池公園にラブベンチ4基目を設置
菊池市がデザインを公募した2人掛けの「ラブベンチ」の除幕式が28日、同市亘の菊池公園であった。ベンチ設置は4基目。 市は地名「隈府」とワイフ(妻)の語呂合わせで「おしどり夫婦の里」をPR。2014年からデザインコンペを始め、これまでに市中心部に3基を設置している。 今回のベンチは、九州大芸術工学部4年の男性がデザイン。菊池一族の家紋であるタカの羽をモチーフに、「羽のベンチ」と名付けた。製作・設置費は95万円。 市総合体育館南西の公園内にあり、ベンチにもたれると、農村ののどかな風景が一望できる。男性は「2枚の羽根で眼前の世界に飛び立つようなイメージでデザインした。ベンチに座って2人だけの世界に浸ってほしい」と話した。(志賀茉里耶)