バスケ日本代表を支えた“シェフ”の存在…五輪期間「夕食にいなかった」富樫勇樹の行方は
8月28日、バスケットボール男子日本代表の富樫勇樹(千葉ジェッツ)が初プロデュースしたクロスカルチャー・イベント『UNAVERAGE FES.(アンアベレージ・フェス)』が開催され、パリ2024オリンピックでの秘話が明かされた。 同イベントには、バスケットボール日本代表の富樫、馬場雄大、髙田真希らに加え、パリ五輪で金メダルに輝いた体操男子日本代表の萱和麿と谷川航、女子レスリングの鏡優翔と藤波朱理らオリンピアンが多数出演。トークコーナーでは「選手村での食事」などをテーマに、笑いも交えながら終始和やかな雰囲気でパリでの思い出話が披露された。 パリから北へ200キロ離れたリールが試合会場だったバスケットボール日本代表は“話題の選手村”には滞在しておらず、他競技の選手たちとは異なる食生活を過ごしていたようで、日本食も含め不自由なく1日3食を食べられていたという。 五輪期間中の食事情について、富樫は「馬場雄大選手の知り合いのシェフに来ていただいて。選手村から徒歩1分のところで日本食を作ってくれていた」と明かし、現地時間深夜2時頃に到着したという初日には、シェフから「富樫選手は野菜を食べられないと聞いているので…」と声をかけられ、「野菜の代わりにから揚げ」を提供してもらっていたという。 充実の食生活を送っていた富樫は「美味しかったです。作りたてのご飯も出てきて最高でした」とシェフに感謝したが、イベント途中からサプライズ出演した馬場は、「(富樫は)3食作ってもらえるのに夕食は大体いなかった」と暴露。富樫は笑みを浮かべながら、「(渡邊)雄太や比江島(慎)選手とリールの街に出てご飯を食べていました」と、思い出を振り返った。 また、男子同様に恩恵を受けていたバスケットボール女子日本代表の髙田も、“バスケ代表担当シェフ”への感謝を示しつつ、「逆に選手村のご飯をほとんど食べていない。1日だけ選手村に泊まったんですけど、1日で無理でした」と会場の笑いを誘った。
BASKETBALL KING