焼き加減や味・見た目を競うビーフステーキコンテスト 世界大会出場かけて腕を競う【高知】
RKC高知放送
国際協会公認のビーフステーキコンテストが12月14日に高知県四万十市で開かれ、参加者が世界大会出場をかけて腕を競いました。 14日に四万十市西土佐の道の駅よって西土佐で行われたのは、ステーキを焼き、焼き加減や味・見た目を競うコンテストです。これは日本バーベキュー協会が運営し国際協会が公認するもので、西土佐で行われるのは5回目になります。 大会には県内外のほか今年はアメリカからも参加していて、16組の参加者たちが用意された牛肉の形を整えたり、味付けをしたり入念な準備を行い、最高の一枚を焼き上げていました。 大阪から参加の和田浩一さんと娘のひよりさんは大会には別々で出場していて、2人はライバル。浩一さんは2017年に行われた日本での第1回大会で優勝している実力者です。 高校1年生のひよりさんは年齢制限が下がった今年11月の大会から出場し始めましたが、現在、父・浩一さんに2連勝中だということで今回もやる気十分です。 各出場者がじっくりと焼き上げた肉。 優勝したのは三重県から参加の吉岡公春さん。この結果を受け、吉岡さんは来年3月にアメリカで開催される世界大会に出場します。 ■吉岡さん 「2週間前の大会で初めてブービー賞を取ったばかりだったので、2週間で劇的に優勝できてうれしい。去年もテキサスに、世界大会に出てぼろ負けだったので、今回はぜひリベンジしたいと思う」 そして、和田さん親子の結果はー ■和田さん 娘 「4位でした」 ■和田さん 父 「2位でした」 今回の勝負は父・浩一さんの勝利。1位に届かなかったことを悔しがりながらも、身近なライバルとの結果にはほっとした様子でした。 この日は冬らしい冷たい風が吹いた西土佐でしたが、バーベキュー好きたちの熱い絆で盛り上がった一日となりました。