「内緒ね、約束だよ」小1女児へわいせつ逮捕、近隣住民が証言した51歳男の“不気味な生活”
夜中に笑い合う声
ここで田中容疑者は、ほとんど生活臭を漂わせなかったというが、 「そうそう一度だけ、夜中にあの部屋から男性同士が“ハハハ”と笑い合う声が聞こえたことがありました」(前出の男性住人) 別の住人も「夜中に、あの部屋の男性が大きな声で電話しているのを聞いたことがある。仕事の話っぽかった」と振り返る。 アパートの近所に住む男性は「茶髪の巨漢で、実年齢より10歳は若く見えた」と話す。 「顔つきは穏やかで、そうとうポッチャリしている印象で、身長も高かった。髪はいつもボサボサ。ニッカポッカ姿で、早朝5時前に出かけて行き、帰宅は夜9時すぎ。自宅は、仕事から帰ってきて寝るためにあるといった感じ。近所で生活感がなかったと思われているのは、そういったせいじゃないかな。 日曜日になると普段着で外に出てきて、アパートの前で仁王立ちになり、周囲を警戒するようにキョロキョロと見渡してから車で出かけていって、3、4時間は帰ってこないというイメージです」 犯行当日も、ちょうど日曜日だった。自宅から犯行現場の大田区内までは、およそ30~40km離れている。 事件発生から約2か月後の逮捕劇。その前から容疑者宅の付近では、何かがあったと気づいていた住民はホッとした様子で、こう話す。 「ある日、私服の女性警察官がウチに来て“お宅にビデオカメラを設置させてもらえませんか”と言うんです。ほかの家には断られたらしく、協力することにしました。 どのような案件で、誰をマークしているのかなどは話さなかったし、私もあえて聞きませんでした。カメラは数日前に撤収していきました。“解決しましたので”と言って。録画に使った電気代も払ってくれましたよ」(近所の女性) 逮捕された10月6日も日曜日だった。朝早くから7、8人の私服警察官が容疑者宅を取り囲み、室内と容疑者が日ごろ使っていた軽自動車を数時間かけて熱心に捜索していったという。 車内はタバコの空き箱が目立ち、運転席のシートベルトは淡いピンク色をした『ハローキティ』のカバーが装着されていた。