『ゆりあ先生の赤い糸』第4話より

　菅野美穂が主演を務めるドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』（テレビ朝日系／毎週木曜21時）の第4話が今夜9日に放送される。 【写真】稟久（鈴鹿央士）の母・寿美代（麻生祐未）が伊沢家を訪ねてくる　『ゆりあ先生の赤い糸』第4話場面カット 　本作は、今年の第27回手塚治虫文化賞で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の同名コミックを、『フリーター、家を買う。』（フジテレビ系）、『モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～』（テレビ朝日系）の橋部敦子による脚本で実写化したヒューマンドラマ。地味でタフで明るい主婦・伊沢ゆりあ（菅野）が、突然目の前に現れた夫の彼氏や彼女、さらに“隠し子”と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合って意識不明状態となった夫・吾良（田中哲司）の介護にいそしみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血のつながりを越えた“家族”の絆を編み上げていく。 ■第4話あらすじ 　ゆりあは昏睡状態にある夫・伊沢吾良の“先の見えない自宅介護”の合間を縫って、ワンオペで息子を育てる若き便利屋・伴優弥（木戸大聖）に刺繍を教える中、ずっと薄れていた“女心”が再び芽生え始めていた。しかし優弥に突然キスされた途端、彼女はとっさに彼の気持ちを遊びと決めつけ「さみしいだけの慰め合いみたいのなら、いらない」と拒否。 　優弥は彼女の言葉に傷つき、その場を去ってしまう。まるで子どものように涙が止まらないゆりあ。自分の言動を悔いたゆりあは帰宅後、優弥に謝罪のメッセージを送るが、待てど暮らせど返信はこない。 　時を同じくして、介護のため家に出入りしている吾良の彼氏・箭内稟久（鈴鹿央士）が、ゆりあに相談を持ちかける。地方で旅館を営む母・箭内寿美代（麻生祐未）に、東京で介護の勉強を始めたと嘘をついたところ、現場で働く息子を見るため伊沢家を訪れると言い出したという。ためらいながらも何とか口裏を合わせ、上京した寿美代を迎え入れるゆりあ。ところが、稟久とゆりあの関係性を疑った寿美代から、2人だけで話したいと切り出されてしまう。 　そんな中、ゆりあは稟久の“これまで見えていなかった顔”も知っていくことになる。さらに、同居し始めた吾良の彼女・小山田みちる（松岡茉優）が突然、ゆりあに「ギュッとして」と抱きついてくる。 　ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』はテレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。