新井監督に評価されず…?広島、前年から1軍出場がない選手(5)カープでの1軍デビューはいつに
昨季は新井貴浩監督の下で2位に入り、5年ぶりのAクラス入りを果たした広島東洋カープ。虎視眈々とリーグ優勝を狙う今季だが、チームでは一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に長らく二軍暮らしが続く選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない広島の選手を紹介したい。
内間拓馬
投打:右投右打 身長/体重:179cm/86kg 生年月日:1998年11月21日 経歴:宜野座高 - 亜細亜大 ドラフト:2020年ドラフト4位 現役ドラフトで移籍した内間拓馬は、今季の一軍登板が十分に考えられる選手だ。 宜野座高では突出した成績を残せず、亜細亜大に進学した内間。高校時代とは一転して、大学日本代表に選出されるほどの急成長を見せた。 また、ドラフトが間近に迫った中、読売ジャイアンツ三軍との試合で6回無失点の快投。スカウトへのアピールに成功し、東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト4位指名を受けた。 プロ1年目は11試合の登板で防御率5.91に終わったが、10回2/3イニングを投げて16個の三振を奪うなど、奪三振能力を示した。 しかし、翌年からはファームが主戦場に。昨季はファームで先発・リリーフの両方で登板を重ねたものの、同年オフの現役ドラフトで広島東洋カープに移籍した。 移籍初年度の今季は、ファームで多くの登板機会を得ている内間。威力のあるストレートを武器に、新天地での一軍デビューを果たせるか注目だ。
ベースボールチャンネル編集部