Facebookの「あの」機能、利用頻度が13倍に爆増
通知音はマークの声だった
Poke機能を考えたのは、もちろん創始者のマーク・ザッカーバーグ。 実は当初、Pokeが来た時の通知音はマーク自身の声で「ポーク」と言っているものが使われていました(通知音はSoundCloudで聞くことができます)。 マークは「特定の目的を持たない機能を作ってみるのが楽しいと思った」と10年以上前のFacebookでの投稿で述べています。 Pokeはソーシャルメディアのいいところと悪いところを象徴しているような機能でした。軽快に、そしてランダムに人と繋がることができるけれど、すごく奇妙な感じがあり、完全に不必要なもの。 そしていつPokeされるかわからないので、来たらうれしいし、それを待っている自分もいる、というような感じでした。でもPokeの存在を長い間忘れていた今、こうしてPokeが戻ってくるとなると、ちょっとストレスに感じてしまう人もいるかも。 Pokeは、実はSnapchatと競合するために作られたFacebookのメッセージアプリの名前でもありました。Pokeアプリ開発者はたった12日でPokeを作ったと語っていましたが、結局は失敗してなくなってしまいました...。 それでもPoke機能だけはしっかり残っているというのは、すごいもんです。
岩田リョウコ