ポリオ根絶 まず理解から/津軽鉄道車内で講演会
青森県をエリアとする国際ロータリー第2830地区(花田勝彦ガバナー)はこのほど、ポリオウイルスによる感染症「ポリオ」の根絶に向けた活動として、津軽鉄道の客車を貸し切り、走行中の車内で講演などを行う催しを開いた。同地区のメンバー40人が参加し、感染症について理解を深めた。 「津軽鉄道ポリオジャックin五所川原」と銘打った催しは、津鉄の津軽五所川原駅-金木駅間の車内で行われ、3歳でポリオを患い現在も後遺症として手足のまひが残る松木健一さん(69)=弘前市=と、同地区ポリオプラス委員会の成田俊介委員長が、感染原因や症状について講演した。 同地区の公共イメージ向上委員長・工藤孝子さんは「ポリオについて多くの方に知ってもらい、私たちの活動への理解を深めてもらえるとうれしい」と語った。