弁当作り応援 調理簡単な〝地味〟レシピ公開 全農
見栄えより、味、手軽さ重視 93種類
新生活で弁当作りに挑戦する人を応援しようとJA全農は、簡単に調理できるおかずのレシピを特設サイト「地味弁.com」で公開している。フライパン一つで調理できるレシピや、作り置きできるおかずなど15のレシピを新たに公開。見栄えよりも味や栄養バランス、手軽さを重視した“地味弁”で、米の消費拡大につなげる狙い。 全農が2019年に開設した「地味弁.com」は、人気の料理家などが考案した弁当の時短レシピを紹介するサイト。地味弁として、ご飯との相性も考えた計93のレシピを公開している。 新たに追加したのは、3人の人気料理家が考案した弁当作り初心者向けのレシピ。小林まさみさんが考えた「牛肉ときのこのオイスター炒め弁当」は、キノコと牛肉をオイスターソースで味付けした料理で、包丁を使わずに調理できる。 複数の料理にアレンジ可能なレシピもある。山田英季さんは、ひき肉とホウレンソウ、ニンジンをコチュジャンやしょうゆなどで味付けした「韓国そぼろあえ」を紹介。のりとご飯で巻いた「キンパ」や、目玉焼きと一緒にご飯に載せた「ピビンパ弁当」へのアレンジを提案する。 全農は「無理せず気軽に作れる地味弁で、お昼時にもお米を食べてほしい」(米穀部)とする。
日本農業新聞