「がん検診行くべし!」デーモン閣下 がん治療を公表 “早期発見”なぜ重要?【Nスタ解説】
1位 受ける時間がない 28.9% 2位 健康状態に自信がある 25.0% 3位 心配な時はいつでも受診できる 23.4% 4位 費用がかかり経済的に負担 11.8% 5位 がんであると分かるのが怖い 9.2% 「受ける時間がない」や「費用がかかり経済的に負担」という声がありますが、検診は数時間~長くても半日ほどで受けられます。 最近は費用を補助する自治体もあり、墨田区の場合、40歳以上は肺がん検査が年に1回無料、大腸がん検査も400円で受けられるということです。 ■“がんの早期発見”なぜ重要? 9割が治療で完治 南波キャスター: なぜ、早期発見がなぜ重要なのでしょうか。 1日にできるがん細胞の数は、健康な人の体でも5000個だということです。(学説による) 免疫細胞が、がん細胞を攻撃することで、ほぼ全てのがん細胞は死滅するそうですが、生き残ったわずかながん細胞がやがて「がん」になるということなんです。 がん細胞が検診で発見できる大きさになるのに10年~20年ほどかかり、この間は症状がないといいます。ただ、発見が可能な大きさになり“早期のがん”となると、1年~2年で1cmから2cmに急激にサイズアップするそうです。がんのサイズが大きくなると成長速度もあがるため、早期の発見が重要だといいます。 早期がん(1cm~2cm程度)は、治療を受ければ9割が完治するので、定期的な検査が重要です。 【国推奨のがん検診(厚労省HPより)】 子宮頸がん検診:20歳以上で2年に1回 乳がん検診:40歳以上で2年に1回 大腸がん検診:40歳以上で1年に1回 肺がん検診:40歳以上で1年に1回 胃がん検診:内視鏡だと50歳以上で2年に1回、X線検査だと40歳以上で1年に1回 一定程度の期間の中で検査することが重要だということです。 ■10秒で“脳梗塞の発症リスク”がわかる?「ベジメータ」とは 日本人はがんだけではなく、「三大疾病」といって、がんに加えて、心疾患や脳血管疾患などもありますが、今、指1本で簡単に検査ができる測定器が話題になっています。