テレビ取材の絶えないスーパー「アキダイ」がロピアのOICグループに事業承継した真意
──アキダイのプライベートブランド(PB)も始めましたね。 生産者を応援したい思いもあり、おすすめの青果をPBとして展開しています。これはOICの資金力があるからできたことです。 仕事は今まででいちばん忙しい。譲渡前は経営者としてやや停滞していたのですが、今はアキダイの売上高を100億円にしようとか、教育のやり方をもっと工夫したいとか、新しい欲も出てきた。 アキダイの若い従業員たちも将来の不安がなくなって、プライドを持って仕事を頑張ろう、と目がキラキラしています。事業承継を決めて本当によかった、と1年以上経って改めて思っています。
(構成:勝木 友紀子)
木皮 透庸 :東洋経済 記者