【アイビスSD見どころ】実績上位のウイングレイテストに注目
前走の函館スプリントSで2着と好走。海外遠征帰りでも好走したウイングレイテストの力が一枚上。初めての1200mにも難なく対応して短距離の適性を見出し、ここも好勝負必至だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】ウイングレイテストのこれまでの軌跡 ■7/28(日) アイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・新潟芝1000m) 元々初勝利は福島の芝1800mだったが、次第に距離を縮めて結果を残してきたウイングレイテスト(牡7、美浦・畠山吉宏厩舎)。前走は初めての1200mに加えて59kgという過酷な斤量にも屈せず好走し、その能力を改めて示した。今回は直線競馬の1000mという特殊な条件になるが、鞍上の松岡騎手が付きっ切りで調整しているように仕上がりに抜かりはない。スタートダッシュも速く、昨年のスワンS以来の重賞を制覇する。鞍上は松岡正海騎手。 初めての芝、直線競馬など初物尽くしだった前走の韋駄天Sで勝利を挙げたチェイスザドリーム(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)。前走後はこのレースに向けて調整順調。先週は栗東の坂路で49秒1と出色の時計で動いており活気は十分だ。一昨年は函館で2連勝、昨年は夏の福島、新潟で好走と夏場に強いタイプということも強調材料で連勝も十分だ。鞍上は坂井瑠星騎手。 その他、CBC賞を勝利したときの速さならこの条件でも対応できそうなテイエムスパーダ(牝5、栗東・木原一良厩舎)、実績上位のジャスパークローネ(牡5、栗東・森秀行厩舎)、3年前に格下の身ながらこのレースで好走歴のあるグレイトゲイナー(牡7、栗東・森秀行厩舎)、昨年の当レースは熱中症で本領発揮ができなかったファイアダンサー(牝6、美浦・鈴木慎太郎厩舎)などが疾風の如く直線を駆け抜ける。発走は15時45分。