南房総の産業まつりにぎわう 好天の下、1万1000人が来場(千葉県)
南房総市の「第16回産業まつり」が24日、同市の千倉漁港周辺を会場に開催された。好天の下、友好都市や地元の特産品、農水産物の販売をはじめ、ステージイベント、餅投げなどが繰り広げられ、約1万1000人(主催者発表)の人出でにぎわった。 朝夷、内房両商工会をはじめ、観光や農業、漁業などの関係団体でつくる実行委員会が主催した。 特産品などの魅力を地域内外に発信し、地元産品の販売促進や地域産業のさらなる活性化を図ろうと、続けられている。
会場では、友好都市の習志野市や山梨の富士吉田市と甲州市、山形の飯豊町、東京の武蔵野市、群馬の安中市が、リンゴや芋煮、ワイン、うどんなどといった特産品を販売。市内の農産物や海産物、飲食物を販売するブースも並び、買い求める人でにぎわった。 また、特設ステージでは、南房総中吹奏楽部の演奏や「庖丁式」も披露された。イベントの目玉である“大漁祈願”の餅投げも行われ、投げ込まれる紅白の餅やお菓子に、子どもからお年寄りまでたくさんの人が手を伸ばしていた。 この他にも、平舘区と北千倉区の青年会による山車の引き回しや、同市のイメージキャラクター「みなたん」をはじめとするご当地キャラクターも登場し、イベントを盛り上げていた。