『8番出口』パロディのシュールな「モンダミン」ウェブCMが公開。ゲーム内で描かれる世界を実写映像で再現し、通称「おじさん」が「モンダミン」を持って大量に襲来
アース製薬は4月12日、KOTAKE CREATEが手掛けるゲーム『8番出口』のパロディにあたるモンダミンのウェブCMを公開した。 WebCMは『8番出口』の作中に登場するサラリーマン風の人物をモチーフにしており、アース製薬の公式Xアカウントでは「“異変”のないお口にするために」と作品にちなんだコメントも寄せられている。 『8番出口』は独立系デベロッパーであるKOTAKE CREATEが2023年の11月に発売し、爆発的にヒットしたゲームだ。物語の舞台はなぜか無限に続く「日本の鉄道の地下通路」で、最初に訪れたフィールドを元に、発生している「異変」を見つける‟間違い探し”のような形式の作品になっている。 「日本の鉄道の地下通路」に関しては、特に都内などで‟無限に続くように見える”ケースが多い。UE5で国内のユーザーが親近感を抱きやすい光景をリアルに表現し、通路での不安をデフォルメしてゲーム化した点などが魅力だ。 『8番出口』の発売後は同作の‟間違い探し”形式を踏襲した作品が多数登場し、インディーゲームシーンにおいてもミームとして流行。少数の開発者で作られた作品でありながら大きな話題を呼んだ作品が、このたびパロディCMとなっている。 このたび公開された映像は、『8番出口』のゲームプレイを実写で再現したような構成になっており、最終的に「モンダミン」にちなんだ異変が生じている。 同CMのきっかけとしてはアース製薬のYouTubeチャンネルにて『8番出口』の実況プレイを行ったことであり、同社のユニークな一面が伺える。 『8番出口』は続編も開発中であるため、今後のアース製薬およびKOTAKE CREATEの活躍にも注視しよう。 【更新 2024/04/13 13:55】記事初版およびポストにて「コラボ」と記載しておりましたが、本日『8番出口』制作者のゲームクリエイター・コタケノトケケ氏から「正しくはパロディCMで、コラボした覚えは一切ありません」とのコメントが発表されたため、該当部分の表記に関する変更を行いました。 あわせて、コタケ氏が公表したアース製薬およびCM制作会社との経緯は下記のとおりです。 経緯 CMの制作会社からパロディCMを作成して良いか確認の連絡が来る ↓ パロディは自由にやれば良いと思っているので許可 ↓ CM完成 投稿文に問題がないか確認が来る ↓ なぜかパロディではなくコラボした文言になっていたので修正してもらう ↓ なぜかアース製薬のアカウントから修正前、修正後の両方のポストが投稿された(予約投稿の削除し忘れ?) ↓ なぜか時間が経ってもコラボの文言のポストが削除されなかった
電ファミニコゲーマー:りつこ
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