鹿児島県日置市の飲食店で食中毒 30人が嘔吐などの症状
鹿児島県日置市の飲食店で食事をした30人に下痢や嘔吐など、食中毒の症状が出ていることが分かりました。 県が発表したもので、12月23日と25日に、日置市東市来町の飲食店「金太楼」が提供したにぎり寿司などを食べた85人のうち、30人に下痢や、嘔吐、腹痛などの症状が出ています。食事をした人や調理従事者の便からノロウイルスが検出されたことなどから、伊集院保健所は食中毒と断定し、店に対し、12月29日から来月1日まで4日間の営業停止命令を出しました。店はすでに27日から営業を自粛しています。 食中毒の症状がみられた30人のうち20人は医療機関を受診し、全員快方に向かっているということです。 冬場はウイルスによる食中毒が多発することから、県は手洗いの徹底など、対策を呼びかけています。