【大学野球】渡辺俊介ジュニア、東大の向輝が快投 慶大・清原との勝負に闘志「確実にネットでバズるじゃないですか」
◆東京六大学野球春季リーグ戦第1週第1日▽慶大5―2東大(13日・神宮) 東大は、元ロッテ投手で現在は社会人野球・日本製鉄かずさマジックの監督を務める渡辺俊介氏(47)の長男・渡辺向輝投手(3年=海城)が8回に4番手でリリーフ。打者3人、1イニングを完全に封じる好投を見せた。 父をほうふつとさせるアンダースロー。このオフにはスライダーに加え、カーブとシンカーも習得し、多彩な変化球で慶大打線と対じした。「慶大に去年の春、かなり失点してしまって。きょうはストライク中心でしっかり勝負できたらいいなと思って臨みました」と成長の21球に胸を張った。 この日、初めて4番を務めた清原和博さんの長男、慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)との勝負はお預けに。「もし清原選手と対戦して打たれてしまったら、確実にネットでバズるじゃないですか。話題になってしまうので、対戦することがあれば絶対に抑えないと、と思っています」と報道陣を笑わせた。(加藤 弘士)
報知新聞社