1カ月ぶり全体練習 被災の鵬学園高サッカー部 射水のグラウンドで汗
能登半島地震で被災し、富山県射水市を拠点に活動を始めた七尾市の鵬学園高サッカー部が4日、射水市射北中グラウンドで、約1カ月ぶりに全体練習を行った。 鵬学園高は、地震による道路の隆起や地面の傾きなどで学生寮が使えなくなったため、射水市の民宿「青山有磯亭」を寮の代わりとして3日から避難生活をスタートさせた。 4日は、部員44人が民宿に近い射北中に赴き、午前中は体幹トレニーングや走り込み、午後からはボールを使ってパス練習などに汗を流した。 赤地信彦監督は「サッカーができる環境に感謝しながら、一からチームを作り上げていきたい」と話した。 部員は当面の間、オンラインで授業を受け、部活動は6日から富山市草島の永森記念グラウンドを使用する。