【阪神】村上頌樹、6試合ぶり白星の権利得て交代 岡田彰布監督が勝負の代打
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神―日本ハム(18日・甲子園) 阪神・村上頌樹投手が5回2安打7奪三振、無失点で降板した。 相手はプロ初先発の細野。3学年下のドラ1ルーキー左腕との“東洋大対決”となったこの日は初回、2死から交流戦打率4割超えの水谷に中前打を許したが、続くマルティネスを空振り三振に斬り無失点。2回以降も安定した投球で凡打の山を築き、二塁を踏ませなかった。 両軍無得点で迎えた5回、1死満塁で自身に打席が回り、代打・原口が告げられた。好投を続けていた中、岡田監督が早めに勝負をかけた采配。2死から近本が中前適時打を放ち、村上に勝ち投手の権利が舞い込んだ。 昨季のセ・リーグMVP右腕は今季、ここまで自己ワーストの4連敗中と苦戦。4月30日広島戦(マツダ)での完投勝利以来、6試合ぶりの白星に前進した。
報知新聞社