【山本由伸同期の高卒選手年俸一覧】2位の甲子園優勝投手と山本の差は48倍!
山本 由伸投手(都城高出身)のドジャース入団が決まった。12年契約、総額日本円で約461億5000万円のビッグ契約。投手としての契約総額はメジャー最高で、投手としての12年契約もメジャー最長という。 【動画】山本由伸のキャッチボール動画 甲子園には出場していない、ドラフトでは4位入団だった山本は、2017年からの7年間の実績で、とんでもない金額を稼ぐ選手となった。 山本が突き抜けすぎるほど、実績も年俸も破格だが、山本と同じく2016年ドラフトで入団した高卒投手の「同期生」は、日本でも頑張っている。来年の契約を更改した選手のリストを作ってみた。 西武・今井 達也(1位・作新学院)8000(△3500) オリックス・山﨑 颯一郎(6位・敦賀気比)7000(△4700) 中日・藤嶋 健人(5位・東邦)7000(△2400) ロッテ・種市 篤暉(6位・八戸工大一)5200(△3400) 阪神・才木 浩人(3位・須磨翔風)5000(△3100) 日本ハム・堀 瑞輝(1位・広島新庄)4200(▼1300) 阪神・浜地 真澄(4位・福岡大大濠)3000(▼200) 巨人・大江 竜聖(6位・二松学舎大附)2800(△490) ヤクルト・梅野 雄吾(3位・九産大九産)2800(▼700) DeNA・京山 将弥(4位・近江)2050(▼740) 楽天・藤平 尚真(1位・横浜高)1450(△450) 広島・アドゥワ誠(5位・松山聖陵)1200(△200) 広島・高橋 昂也(2位・花咲徳栄)800(▼200) (金額の単位は万円) 上位は甲子園でも活躍した投手が占めた。トップは西武・今井。かつての夏甲子園優勝投手は、今では長い髪をなびかせ、今季初めて2ケタ勝利をマークした。山本の「同期」のオリックス・山﨑は、年俸が3倍となり、メジャーへの夢も口にしていた。中日・藤嶋も2年連続で50試合登板を果たすなど、中継ぎの柱として活躍中だ。 ロッテ・種市と阪神・才木は、「復活」を遂げた。19年に26試合に登板し8勝を挙げた種市は、右肘手術を乗り越え、今季初めて2ケタ勝利を挙げた。奪三振157は山本の169に次いで2位だった。才木も右肘手術で一時は育成契約の時期を乗り越えた。今季はキャリアハイの8勝を挙げ、交流戦で防御率0.00をマーク。リーグ優勝を決めた巨人では先発の大役も果たしている。2人はともに、山本同様に甲子園の経験はないが、来季大幅に年俸をアップさせた。 来季、「山本世代」の投手たちが、大きな刺激を受けて日本でも大活躍してくれるだろう。