『ギャング・オブ・ロンドン』S2 場面写真公開 怪しげな雰囲気の新キャラ・コバの姿も
海外ドラマ『ギャング・オブ・ロンドン シーズン2』のスターチャンネルEXでの配信日が11月25日、BSのスターチャンネルの放送が2025年1月に決定し、あわせて場面写真が公開された。 【写真】エリオットやアレックスなどおなじみのキャラクターの姿も 『ギャング・オブ・ロンドン シーズン2』場面写真 本作は、イギリス人ながらインドネシアの格闘技アクション映画『ザ・レイド』シリーズで注目されたギャレス・エヴァンスが企画、脚本、監督を務めたアクションドラマ『ギャング・オブ・ロンドン シーズン1』の続編。すでにシーズン3の製作も決定している。 今シーズンではエヴァンスのほか、新たにマット・フラナリーが製作総指揮を担当。さらにシーズン1の4エピソードで監督を務めたコリン・ハーディが主任監督を務め、『ジェントルメン』を手がけたイラン系英国人のニマ・ヌリザデと『ナルコス』を手がけたフランス系チリ人のマルセラ・サイドを監督として起用。ロンドンの街を俯瞰する映像美など、スタイリッシュなヴィジュアルにこだわった。登場人物に冷酷無比なジョージア系ギャングのリーダー・コバを加え、さまざまな民族のギャングたちととのさらなる仁義なき闘いを描いていく。 前作に引き続き、エリオット役は『サイレント・ナイト』のショペ・ディリス、アレックス役は『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』シリーズのパーパ・エッシードゥ、マリアン役は『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのミシェル・フェアリー、そしてショーン役は『ピーキー・ブラインダーズ』シリーズのジョー・コールが続投した。さらに、冷酷で残忍なジョージア人ギャング・コバを『エンド・オブ・キングダム』のワリード・ズエイターが演じた。 ショーン・ウォレス(ジョー・コール)の死から1年後、ウォレス家は崩壊し、アレックス・ドゥマニ(パーパ・エッシードゥ)がビジネスを引き継ぐが、ロンドンは麻薬王アシフ・アフリディ(アシフ・ラザ・ミール)が「投資家(出資者)」を後ろ盾とし裏社会を掌握。さらに「投資家」はジョージア系ギャングの冷酷なリーダー、コバ(ワリード・ズエイター)をロンドンに送りこむ。一方、「投資家」に雇われ、殺し屋となった元潜入捜査官のエリオット(ショペ・ディリス)はある任務をおび海外から帰国。アルバニア系ギャング、クルド系武装組織、パキスタン系麻薬カルテルによる熾烈な争いが始まる中、ウォレス家の再興を願うショーンの母・マリアン(ミシェル・フェアリー)と弟の復讐を誓う兄・ビリー(ブライアン・ヴァーネル)がロンドンへ戻ってくる。権力、裏切り、復讐、そして家族。悪の炎が燃え上がるロンドンの街で最後に生き残るのは誰なのか。 今作でもロンドンのダークな現実がリアルに描かれ、アルバニア系ギャング、クルド系武装組織、パキスタン系麻薬カルテル、アルジェリア系ギャング、ジョージア系ギャングなど、裏社会に存在するさまざまな国際的組織がそれぞれの思惑でトップの座を競う。しかも、その組織をまとめあげているのは金融都市ロンドンの「投資家」たち。ヘロインの新たな供給元としてフランスの麻薬王が登場し、パリとロンドンの組織リーダーたちが商談の交渉を行うなど、国境を超えた犯罪ビジネスが展開される。 シーズン1に続いて、豪快なアクションシーンと容赦ない暴力描写がドラマの要になるが、今作では第1話の超高層ビル、ザ・シャードやサッカー競技場のトッテナム・ホットスパー・スタジアムなどロンドンに実在する場所が多く登場する。さらに第2話ではイギリス最大の魚市場、ビリングスゲート・フィッシュマーケットで、第7話ではロンドンの高級中華料理店、ハッカサン・メイフェアで壮絶なアクションバトルが繰り広げられる。また、肉切り包丁、クリーニング店のスカーフ、シャワーヘッド、食品用ラップフィルムなど、アクションシーンで使用される奇想天外な武器にも注目だ。 公開された場面写真には、怪しげな雰囲気が漂う新たな登場人物コバや、逃げ惑うマリアン、銃を構えたドゥマニ父娘、孤軍奮闘を続けているエリオットなどが写し出されている。
リアルサウンド編集部