賭博選手を永久追放 NBAの規定違反
【ニューヨーク時事】米プロバスケットボール協会(NBA)は17日、賭博に関する規定に違反したとして、ラプターズのジョンテイ・ポーター選手(24)を永久追放処分にすると発表した。 リーグの調査によると、ポーター選手は3月20日に行われた試合の前に、自身の健康状態に関する情報を賭けをする人物に漏らしたほか、意図的に出場を制限した。当該の試合でポーター選手は体調不良を訴え、3分間しかプレーしなかった。 今年1月から3月には、オンラインでNBAの試合に少なくとも13回、計約5万4000ドル(約830万円)を賭け、約2万2000ドル(約340万円)の利益を得ていた。NBAでは選手や関係者がNBAに関する賭博を行うことを禁止している。 米国では、大リーグでドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博問題が取り沙汰されている。