日本一阪神が席巻!三井ゴールデン・グラブ賞で注目を集めた二塁手部門
守備の名手を表彰する「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が11月10日、発表された。 【動画】まさにエースだ! 山本由伸の阪神戦の快投シーンをチェック 目をひくのは38年ぶりに日本一に輝いた阪神から5人が受賞、内4人が初受賞したことにもある。一塁手の大山悠輔、二塁手の中野拓夢、捕手の坂本誠志郎、遊撃手の木浪聖也は初受賞、外野手部門の近本光司は3年連続3回目の受賞となった。 さらに今回のGG賞で注目となったのは、二塁手部門にもある。昨年までリーグ最長タイの10年連続でGG賞を獲得していた広島・菊池涼介の牙城を崩し、今年は中野が初受賞となったのだ。 今年、遊撃から二塁へコンバート。高い身体能力を生かし、新しい守備位置でも順応、たびたび好守でチームを救った。 チームでは不動の2番打者として、最多安打のタイトルも獲得。今春のWBCにも侍ジャパンの一員として参加しながら、レギュラーシーズンもチーム唯一のフルイニング出場を果たすなど、「鉄人ぶり」も光った。 一方、パ・リーグも優勝したオリックスから投手部門で山本由伸、捕手の若月健矢、遊撃手の宗佑磨の3人が受賞した。 【セ・リーグ受賞者】 投手 東克樹(DeNA)=初 捕手 坂本誠志郎(阪神)=初 一塁手 大山悠輔(阪神)=初 二塁手 中野拓夢(阪神)=初 三塁手 宮崎敏郎(DeNA)=5年ぶり2回目 遊撃手 木浪聖也(阪神)=初 外野手 近本光司(阪神)=3年連続3回目 同 岡林勇希(中日)=2年連続2回目 同 桑原将志(DeNA)=6年ぶり2回目 【パ・リーグ受賞者】 投手 山本由伸(オリックス)=3年連続3回目 捕手 若月健矢(オリックス)=初 一塁手 中村晃(ソフトバンク)=4年連続4回目 二塁手 中村奨吾(ロッテ)=2年ぶり3回目 三塁手 宗佑磨(オリックス)=3年連続3回目 遊撃手 源田壮亮(西武)=6年連続6回目 外野手 辰己涼介(楽天)=3年連続3回目 同 万波中正(日本ハム)=初 同 近藤健介(ソフトバンク)=初 [文/構成:ココカラネクスト編集部]