中山優馬「今の社会構造では絶対に許されない」名作悲劇を演じる中で思い「現代を生きる自分としては…」
俳優の中山優馬(30)が6日放送のTOKYO FM「坂本美雨のディア・フレンズ」(月~木曜前11・00)にゲスト出演。舞台で演じる役柄について思いを語った。 【写真あり】ついに実現! 中山優馬、山田菜々、山田寿々が初の兄弟3ショット 12月に栗山民也氏演出の主演舞台「血の婚礼」が控えている中山。 同作はスペインの名作悲劇で、1人の女性を巡って2人の男性が命を懸けて闘う愛憎模様が描かれる。「自分はかつての恋人が忘れられない役。その元恋人の結婚式に参列するんですけど、その花嫁と燃え上がってしまう。今の社会構造では絶対に許されない、いわゆる不倫なんですけど。そこに渦巻いている感情が本当に人のことを愛しているという表現よりもっと深い言葉ってないのかなという衝動に駆られるくらい渦巻いている作品」と自身が演じる役柄も交えて物語について語った。 また「レオナルドっていう役を演じさせていただくんですけど。この人物にちょっとした憧れもあったんです。不倫がいいとか悪いとかそういうことではなく人をここまで愛するというか、自分の守りたいものを守り抜くそういう決断をした男ってある意味強い、でも凄い愚かな出来事だし弱い部分も持ち合わせている。人間らしくて魅力的ですし、今の現代を生きている自分としては憧れ」と演じる中で芽生えた役柄への強い思いを明かしていた。