県内でもはやってる!? 外側シャリシャリ中からトロッが魅力のボンボン菓子!郡山市の製菓店にも注文が殺到中~!
ボンボン菓子とは、砂糖もしくはチョコレートで作った殻で具を包んだ菓子だ。日本では、中に甘い液体が入っているものが多い。 長く地域で愛され続けてきた食文化「100年フード」に認定!アレンジいろいろ!喜多方のご当地グルメ「塩川鳥モツ」
ことし3月、某大手コンビニが関東の店舗限定で発売したボンボン菓子「シャインマスカットボンボン」が大人気に!即売れし、その後フリマサイトで高額で転売されるなど、現在も人気の商品だ。
県内の若者からも「SNSで聞いたことがある」との声が聞かれたが、この「シャインマスカットボンボン」は販売終了…。それにもかかわらず、いま、関東を中心に「ボンボン菓子ならなんでも食べてみたい」という需要が増えてきたよう。
私たちの周りに、どのくらいのボンボン菓子が売っているのか…。 鈴木 美伸リポーターが、郡山市周辺の大手スーパーやコンビニ各店舗を周ってみたところ、売っている場所は見つけられなかった…。インタビューした県民の中にも「最近、食べた」という人はいなかった。 山梨県にあるボンボン菓子の最大手メーカー「八雲製菓」に聞いてみると、「注文を受けても生産が間に合わない。2~3か月待ちの状態が続いている。想像もできないくらいの勢いで広まっている感じがする」との声が。 そこで、郡山市にある製菓店「五十嵐製菓」へ。昔ながらの製法で作ったロングセラー商品「五十嵐の甘納豆」が看板商品。取材に訪れた日は、サツマイモの甘納豆を作っていた。
こちらで50年以上前から作っているのが「ウイスキーボンボン」だ。ボンボン菓子を作る企業は、全国でも3か所ほど。専務の五十嵐 一浩さんが「毎日製造しないと間に合わない状態になっている」と話すように、関東、中部、中国、九州など全国から注文が殺到して、創業以来の忙しさだという。「びっくりしている」と話すも、喜ばしい事態!
では、一体どのようにして「ウイスキーボンボン」ができるのか? 第一段階で使う材料は、水、ゼラチン、砂糖、ウイスキーの4つ。水と砂糖を混ぜて煮詰めたところにゼラチンを入れ、少し冷めてからウイスキーを入れてよく混ぜ合わせる。その液体を、ある2つの粉を固めて作った型に流し込んでいく。