脇さん(安房拓心2年)が「ミルクのみそピー春巻き」で第2席 高校生牛乳料理コン県大会で(千葉県)
県牛乳普及協会が主催する「高校生牛乳料理コンクール」で、南房総市の安房拓心高校の調理系列2年、脇健輔さん(館山中出身)が考案した「とろ~りミルクのみそピー春巻き」が、2位に当たる優秀賞に選ばれた。 牛乳の消費促進を図ろうと、県内の高校生を対象に、牛乳を活用したレシピを募集するコンクール。今年は208点の応募があった。
脇さんが考案したのは、千葉県の郷土料理であるみそピーナッツから連想した、みそと牛乳でつくった、みそクリームの春巻き。 レタスや、短冊切りのベーコン、野菜なども入っている。「お弁当に入っていても喜ばれるメニューにしたかった。みそのコク、ベーコンの塩味があって、ご飯のおかずになる味で、冷めてもおいしく食べられる」という。 書類審査で10点に選ばれ、千葉市の千葉調理師専門学校で開かれた調理実演の審査へ。「レタスのしゃきしゃき感、粗く刻んだピーナッツ、トロっとしたクリームなど、いろいろな食感を楽しめる」として高評価を得た。 結果、県大会では優秀賞に。県代表として出場した関東大会では、6位に入賞した。 「余った牛乳を捨てるのではなく、レシピに使ってもらえたらうれしい」と脇さん。 レシピは、同協会のホームページに掲載。また、千葉市のホテルポートプラザちばのランチバイキングで、来年1月9日から2月10日まで提供される。