【動画あり】「SDGs未来博」全体内容決まる 20、21日にビッグパレットふくしま(福島県郡山市)
20、21の両日に福島県郡山市のビッグパレットふくしまで催される「ふくしまSDGs未来博」の全体内容が決まった。企業や学校、団体などが国連の持続可能な開発目標(SDGs)実現に向けた取り組み、地域防災の重要性などを発信する。会場に能登半島地震の募金箱を設置し、協力を呼びかける。ふくしまSDGsプロジェクト推進コンソーシアムの主催。 【飲食コーナー】 大相撲で活躍している大波3兄弟の父親で、福島市の飲食店「ちゃんこ若葉山」を営む大波政志さん監修の「SDGsちゃんこ鍋」を販売する。売上金は能登半島地震の義援金に充てる。 市場流通に適さない規格外野菜などを材料にする。両日とも午前10時から売り始め、なくなり次第終了する。大波さんは初日に来場し、ちゃんこ鍋を調理する。 浜通り、中通り、会津のそばを食べ比べできるブースもある。 【フードドライブ】 来場者から食品を受け付け、子ども食堂に提供するフードドライブを実施する。食品は常温保存でき、消費期限の残り期間が2カ月以上で未開封などの条件がある。受け取り可能なリストはQRコードから確認できる。
福島民報社と福島放送が締結した「ふくしまみんなのSDGs」連携協定の一環。 【ブース出展】 企業や学校、自治体など80以上のブースを設け、SDGsの取り組みを紹介する。 福島日産自動車(福島市)は、電気自動車(EV)に搭載された蓄電池の電力を住宅で使う設備を体験するコーナーを企画。トヨタ系ディーラーの県内6社は、水素燃料電池自動車のMIRAI(ミライ)を展示し、水素エネルギーの可能性をPRする。 【ステージイベント】 20日に音楽イベント「風とロックCARAVAN福島」を実施する。郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんと4人組バンド「四星球」、川内村生まれ富岡町育ちのミュージシャン渡辺俊美さんが出演する。 21日にはお笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田さんが阪神大震災の経験を語る。通販会社・夢グループの石田重広社長(福島市出身)と夢グループ所属歌手保科有里さんがトークと歌を披露する。