「原発についてどう考えますか?」全国唯一の与野党直接対決 衆院補選島根1区 候補者に聞いてみました
今月28日に投開票の衆議院補欠選挙。島根1区は唯一の与野党対決として全国から注目を集めています。 2人の候補者に、選挙区、島根県の課題などそれぞれ同じ質問をして、その考えを伺いました。 【写真を見る】「原発についてどう考えますか?」全国唯一の与野党直接対決 衆院補選島根1区 候補者に聞いてみました 衆議院補欠選挙島根1区には届け出順に、自民党新人で公明党が推薦する錦織功政さん55歳と、立憲民主党元職の亀井亜紀子さん58歳の2人が立候補しています。 両候補には、4つの質問をしました。 まず最初の質問です。「島根1区の課題は何ですか?」 自民・新 錦織功政 候補 「人口減少が大きく進む超少子高齢化社会になる。これが一番大きな影響を受けるのは地方だと思ってます。これから、ふるさとの島根が、人口減少がさらに進む中で、どうやって活力を維持しながら経済を回して行くのか。それを私は一番重要な仕事として取り組みたいと思っています。」 立憲・元 亀井亜紀子候補 「人口減少問題に尽きると思います。医療、介護、子育て教育、公共交通、行政の窓口。全部、人が足りない。人口が縮小して行く中で、どうやって社会サービスを維持して行くかということと、東京一極集中をどうやって解消して行くか、地方に人口分散して行くかというのがカギだと思います。」 次の質問です。「原発についてどう考えますか?」 自民・新 錦織功政 候補 「エネルギー自給率の向上と、それからカーボンニュートラルの実現という我が国の政策を実現するためには、原子力の活用というのは不可欠だと考えています。ですけれども、その大前提として確保されなければいけないのは、まずは安全対策が徹底されることと、それから地元の皆さんがちゃんと安心して納得するという、この2つが確保されなければならないと思っています。」 立憲・元 亀井亜紀子候補 「わが党は最終的にはゼロにしたいという綱領を持っていますから、それに向けて努力を続けるべきだと思います。今回の能登半島の地震で学んだことは。複合災害が起きた場合の避難計画というのをきちんと作るべきだと思います。」