高規格道路十字連携軸の整備促進に向け意見交換した＝新庄市エコロジーガーデン

　山形、宮城、秋田の3県を縦横につなぐ東北中央自動車道、新庄酒田道路、石巻新庄道路による「高規格道路十字連携軸」の整備促進の機運を高めようと「東北どまんなかサミット2024」が20日、新庄市エコロジーガーデンで開かれ、各首長らが意見交換した。 　サミットは新庄、金山、真室川、最上、秋田県の由利本荘、湯沢、宮城県大崎の7市町でつくる実行委員会の主催で、2016年に始まった。この日、山科朝則新庄市長、新田隆治真室川町長、高橋重美最上町長、小野和俊金山副町長らが出席した。災害発生時の交通網への影響に触れ、ダブルネットワーク構築の重要性に言及する声などが上がった。 　国土交通省東北地方整備局の木村康博道路部長による「東北のみちづくりと広がる可能性」と題した講演も行われた。