ユヴェントス、アッレグリ監督の解任を発表「代表する者のあるべき態度とは相容れない」
ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の解任を発表した。 ユヴェントスは15日、イタリア杯決勝でアタランタと対戦。開始直後にドゥシャン・ヴラホヴィッチのゴールで先制すると、リードを守り切って1-0と勝利。3シーズンぶり15回目の優勝を飾り、2シーズン続いていた無冠に終止符を打った。 だが、指揮官アッレグリの行動がタイトル獲得に水を差す形に。アッレグリ監督は試合中、主審らを侮辱するなどして退席処分を命じられ、スポーツ裁判所から2試合の資格停止および5000ユーロ(約85万円)の罰金処分が下された。またスタジアム内の照明を破損させ、チームが歓喜に沸く中でクリスティアーノ・ジュントリフットボールディレクターを追い払うような仕草を見せるなどの蛮行で、波紋が広がっていた。 すると、クラブは17日に解任を決定。公式サイトでは「コッパ・イタリア決勝戦の前後におけるユヴェントスの価値観や、ユヴェントスを代表する者のあるべき態度とは相容れないとクラブが判断した行為によるものである」と理由を説明している。 なお、パオロ・モンテーロがアッレグリの後任としてシーズン終了まで暫定監督を務める。