池谷幸雄さん、東京五輪銅・村上茉愛さんの体重との“闘い”語る「減量着でずっと走ってましたよ、泣きながら」
2021年東京五輪体操の種目別ゆかの銅メダリストで体操女子強化本部長に就任した村上茉愛さんと、村上を育てた体操指導者で1988年ソウルと92年バルセロナの両五輪で団体で連続銅、ゆかで銅と銀メダルを獲得した池谷幸雄さんが18日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜・午前11時50分)に生出演。村上さんが4歳の時から指導してきた“師弟コンビ”が体操界ならではの苦労を明かした。 【写真】村上茉愛さん、トレーナーの夫とラブラブショット MCのお笑いコンビ「ハライチ」澤部佑から「現役時代に一番大変だったことは?」と問われた村上さんは「引退するまでずっと体重制限が一番厳しかったですね」と返答。池谷さんも「男子は別に太らない。逆に食べないと筋肉がつかない。でも女子はどうやっても太っちゃうんで」と話した。 村上さんは「太りやすいというのもですけど、筋肉がつきやすくて…筋肉はあった方がいいんですけど、見た目がムチっとしちゃうと、絞ったりしてました」。一方池谷さんは「基本的に体重制限があるので、(池谷さんの体操クラブでは)練習前に計って自分の制限を超えると練習させない。だから、(村上さんは)減量着を着てずっと走ってましたよ、泣きながら」と思い出を明かした。 体操では100グラム、200グラムの体重の違いが演技に影響するのか?という問いに村上さんは「絞った分だけ(演技に)キレが出る」と答え、池谷さんは「クルクル回ってるんで、変わるんですよ。宙に浮かんでるわけだから、重ければ早く落ちてくるんで」とわかりやすく説明していた。
報知新聞社