三田に「マロリーポークステーキ」 ステーキは最大2キロ、シェアも可能
ステーキ店「マロリーポークステーキ 三田店」(港区三田3)が、三田3丁目交差点近くにオープンして2カ月がたった。経営はKUBODEN(クボデン、同)。(品川経済新聞) 【写真】「マロリーポークステーキ 三田店」テーブル席 同社が経営していたすしと鉄板焼きの店「たけはな」をリニューアルし、都内を中心にフランチャイズ展開する「マロリーポークステーキ」15店舗目を出店した。店舗面積は約20坪。席数は、カウンター=8席、テーブル=18席。 業態変更について、店主の久保圭輔さんは「2020年に東京で開業した『マロリーポークステーキ』が全国的に広がっているのを見て、フランチャイズ出店したいと前々から考えていた。『たけはな』の場所を使って、まずはランチタイムに『マロリーポークステーキ』のフランチャイズ営業を始めた」と話す。「『マロリーポークステーキ』のランチがお客さんから好評だったため、今年1月からはディナー営業も始めることにした」とも。 看板メニューのポークステーキはカナダ産豚肉の肩ロースを使い、65度の低温で4時間以上かけてゆっくり加熱する調理が特徴だという。「仕込みで火入れを十分にしているので、注文を受けたら表面を焼くだけですぐに提供ができる。このスピード感は、昼休みの時間が限られている会社員に需要がある」(久保さん) ランチメニューは、グラム数の異なるポークステーキを用意する。「日和山(200グラム)」(990円)、「高尾山(270グラム)」(1,190円)、「雲取山(350グラム)」(1,490円)、「富士山(450グラム)」(1,790円)、「マッターホルン(700グラム)」(2,790円)、「キリマンジャロ(1キロ)」(3,890円)、「エベレスト(1.5キロ)」、「オリンポス(2キロ)」(6,990円)の8種類。「ライス・スープセット」(200円)と「サラダ・ライス・スープセット」(300円)もそろえる。ポークステーキはシェア可能で、セット単品の注文は100円増し。 ディナーメニューは、8種類のポークステーキのほか、ポテトサラダ、「サラミ炙(あぶ)り」(以上580円)、「枝豆ペペロンチーノ」(480円)、「自家製ピクルス」(300円)、「ソーセージ盛り合わせ」「ローストポークユッケ」(以上980円)、「生ハム盛り合わせ」(1,280円)、「カマンベールチーズフライ」(780円)などを用意する。久保さんは「ディナーはワインに合うつまみをメインにそろえている」と話す。そのほか、ドリンクと引き換えられるコイン4枚と前菜の盛り合わせを組み合わせた「センベロセット」(1,250円)も用意する。 コースメニューは、「日和山登頂コース」(3,380円)、「高尾山登頂コース」(3,680円)、「富士山登頂コース」(3,980円)の3種類。コース名と同じポークステーキのほか、数種類のつまみと飲み放題が付く。 ドリンクメニューは、「九州レモンサワー」「桜島小みかんサワー」「かぼす&ゆずサワー」(以上500円)などの九州産フルーツを使ったサワーのほか、カシスオレンジやジントニックなどのカクテル、ワイン、ウイスキーなどを用意する。 「近くに勤めているサラリーマンをはじめ、男女問わずリピーターが増えてきている」と久保さん。「安い値段で気軽にポークステーキを楽しめる店として、さらに認知を広げていきたい。ゆくゆくは、地元である鹿児島県での出店も考えている」と話す。 営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~22時。日曜定休。
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