知床沖観光船沈没事故 損害賠償求める裁判の初弁論 来年3月に 乗客家族が想いや心情などを話す予定
HTB北海道ニュース
知床沖の観光船沈没事故で乗客家族が運航会社と社長に損害賠償を求めている裁判で、1回目の口頭弁論が来年3月に開かれることがわかりました。 おととし4月に知床沖で観光船「KAZUI」が沈没した事故では20人が死亡、6人が行方不明のままとなっています。 今年7月、乗客家族は運航会社「知床遊覧船」と桂田精一社長におよそ15億円の損害賠償を求める訴えを起こしました。この裁判について、1回目の口頭弁論が来年3月13日に札幌地裁で開かれることが決まりました。 原告側の弁護団によりますと、6家族13人の乗客家族が法廷で桂田社長への想いや現在の心情などを話す予定だということです。 桂田社長は先月29日付けで提出した答弁書の中で個人の責任を否定し、請求の棄却を求めています。
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